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    2015.02.10 Tuesday

    志段味古墳群

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      名古屋市守山区志段味に広がる志段味古墳群に行ってきました。
      岐阜県の多治見から険しい山の間を流れてきた庄内川(岐阜県内では土岐川と呼ばれる)は東谷山と高座山を抜けると一気に川幅を広げます。そして両岸に河岸段丘を形成します。形成された河岸段丘の付け根辺りにある古墳群を総称で志段味古墳群と呼びます。名古屋市には200基の古墳があると言われその内70基がここ志段味地区の東西1.5km・南北1kmの狭い範囲に集中しています。





      白鳥塚古墳
      古墳時代前期(4世紀)に築かれた大型の前方後円墳。規模は愛知県で3番目に大きい。
      白色の石英が墳丘斜面と後円部頂上に敷き詰められていて白く飾られた古墳から「白鳥塚」の名が付けられたと言われています。


       
      西大久手古墳
      5世紀中頃に築かれた帆立貝式古墳。人物埴輪や鶏型埴輪、馬形埴輪などが出土。


       
      志段味大塚古墳
      5世紀後半に築かれた帆立貝式古墳。墳丘には埴輪が並べられ、埋葬部分からは鏡・馬具・刀・帯金具などが見つかっています。


       
      大久手4号墳
      隣に遊歩道が整備されつつあります。


       
      大久手5号墳
      5世紀末に築かれた帆立貝式古墳。残念ながら半分ほどの形状しか残っていません。


       
      東大久手古墳
      5世紀末に築かれた帆立貝式古墳。後円部に170本もの円筒埴輪などが並べられていたそうです。


       
      勝手塚古墳
      6世紀初めに築かれた帆立貝式古墳。勝手社の境内にあり、北側には周濠が残っています。